シンポジウムレポート
開催エリア
広島シンポジウム
2022年11月7日(月)に開催いたしました
開催概要
- 日時
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2022年11月7日(月)
16:30開場 17:30開始 - 会場
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広島国際会議場 ダリア
(JR広島駅からタクシー15分 広島電鉄「原爆ドーム前」電停徒歩10分) - 登壇者
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青山学院大学陸上競技部 監督
原晋氏
- 登壇企業
- 社会福祉法人IGL学園福祉会
株式会社にしき堂
株式会社フレスタホールディングス
開催模様
事例発表企業
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社会福祉法人IGL学園福祉会 介護現場で発生しやすい腰痛の改善のため、人力ではなくリフトなどの福祉機器を効果的に活用することを意味する「ノーリフトケア」を導入した。
ノーリフトケアを通じケアのプロとして予防と対策を実施できるようにするということを目指そうと、具体的な取組として介護技術指導プロジェクトチームを設置。
さらに、介護技術の習得、福祉用具の技術習得、指導者の育成などを目的とした介護技術勉強会も頻繁に開催している。 -
株式会社にしき堂 ショッピングセンター内販売店舗での従業員の転倒災害を受けて厚生労働省発行の「まんがでわかる安全衛生」を全販売店に配布、通路の障害物位置の再確認、時間に余裕をもった行動の徹底など呼びかけを実施。
腰痛対策としては、腰痛防止研修の実施や腰痛ベルトの支給をおこない、着用を徹底させている。
最新の取組については、作業中足元に重量の金具が落ちるヒヤリハットが起きたことから、足元の安全を考慮した工場内作業靴へ仕様変更をおこなった。 -
株式会社フレスタホールディングス 現場では、火傷・切り傷・転倒・落下などの労働災害が中心。
現場作業の危険把握のための巡回なども実施。
横並びでお店を見た際に、同じような事故が起きそうな場所は会社で把握ができるため、横展開を意識して改善をしていくような取組をおこなっている。
最近は、包丁の使い方など作業内容を動画確認ができるような取組も導入している。
安全衛生は企業として、当たり前に安全に働ける環境をつくることは当然。
危険な作業が現場に残らないような仕組みをつくろうとしている。
参加者の声
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「地元企業の安全衛生への具体的な取り組みを聞くことが出来たので、より自分ごととして各種取り組みを知ることが出来ました。地元企業の事例を参考にして、自社でも安全のための取り組みを進めていこうと思います。(広告業)」
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「同業界の取り組み事例については普段から収集出来ているが、違う業種における取り組みはなかなか知ることが出来ないと感じていた。今回のシンポジウムで、異業種の取り組みを様々聞くことができ、今後の取り組みへのヒントとなる発見がたくさんあった。(陸上貨物運送業)」
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「他企業の具体的な取り組み内容を数多く知り、いかに自社の取り組みが遅れていたかを 思い知らされました。まだまだ、自社で取り組みを改善できる余地を多く見つけられたので、今後の取り組みに活かしていこうと思いました。(通信業)」